成果と課題
2019年度より生活科・総合的な学習の研究を始め、本年度は4年目となる。初年度より地域素材を中心に探究活動をめざした授業づくりに取り組んできた。最初の2年間は手探りの状態であったが、研究を進めていくうちに新たな地域素材を見つけることができていると感じる。価値ある地域素材を見つけ、学年の系統性が見えてきた今、学年ごとに取り組む分野をある程度決めておくということも考えられる。じっくりと素材に向き合うことで、教員も子どもも活動の目的が明確になり、目的のために必要だと思う活動が見えてくる。今後は子どもたち自身が見通しをもって主体的に取り組んでいけるよう題材の設定を見極めたい。